本日の日本海新聞に掲載されていました「駒鳥避難小屋」です。
数ヶ月前から苦労して進めていましたがいよいよ完成を迎えます。
改修前は築70年経っていたこともあり、お世辞にも快適とは言えない建物でした。
現場までは登山をしなくてはならず、資材はヘリコプターで空輸です。
技術者のメンバーは、ベテラン社員1人と若手社員2人です。
技術者も職人も山で寝泊まりするひもあるほど過酷な現場でした。
全員が口をそろえて言うのは、「後にも先にももうこんな経験はない!」とのことです。
基本的には若手社員が現場へよく登っていましたが、最初と最後で登山時間が1時間近く短縮されていました。
また、天候や段取りなどで苦労もしていましたが、ベテランと若手のチームでまとまり良くスムーズに現場が進められたこともいい経験になったようです。
コロナ禍で登山客も増えているなか、高野組の技術と苦労が詰まった避難小屋がこれからも愛着をもって使われて続けてほしいと願います。